医者と看護師

ヒアルロン酸なら簡単注入|パパッと手軽に美しいワタシ

顔のしわを消す注入系治療

美容整形

永続的効果は期待できない

最近、「プチ整形」という宣伝とともに、ヒアルロン酸注入による顔のしわを除去する治療法が、女性のあいだで人気になっています。皮膚にできたしわや溝の下に、極細の注射器でヒアルロン酸などの注入剤(フィラー)を注入し、皮膚を持ち上げて目立たないようにするというもので、治療時間が非常に短く、またダウンタイムもほとんどないという点が大きなメリットです。しかし、気をつけなければならない点がまったくないわけではありません。ひとつは実績のある医師を探すことです。これは整形全般に言えることですが、注入系治療においても、医師の腕の良し悪しに大きく左右されてしまうところがあります。簡単な施術であることが、簡単に誰でもできるわけではない、ということです。注入箇所によっては、筋肉の動きによって注入剤が不自然な箇所に移動してしまい、かえってしわが目立つようになってしまったという例もあります。またヒアルロン酸は、時間の経過とともに吸収され、半年も経つと元に戻ってしまいます。そのため、永続的な効果はなく、定期的に注入をくり返す必要があります。

手軽で実績のある治療法

注入系の整形において、最初に注入剤として使われていたものとして、コラーゲンがあります。ヒアルロン酸と同じく、老化とともに皮膚から減少していく成分ですが、コラーゲンの成分はタンパク質であり、人によってはアレルギー物質として働くこともあるため、使用に際しては1ヶ月以上かけてアレルギー検査をする必要がありました。ヒアルロン酸の成分はタンパク質ではなく、アセチルグルコサミンとグルクロン酸によって構成された物質で、もともとは眼球のなかにある硝子体の成分です。そのため、アレルギーなどの副作用はなく、そのおかげで極めて短時間な整形を実現させることに貢献することになりました。ヒアルロン酸は1990年後半に登場されて以来、注入剤として10年近く使われてきたという実績があります。また、日本ではヒアルロン酸は長く海外の輸入品に頼っていましたが、2014年に厚生労働省の認可を受けた日本製の製剤が誕生し、注入剤として使えるようになりました。「プチ整形」として注目されるようになったのは、ヒアルロン酸の成分によるところが大きいのです。